🚀 たぶん、まだ誰もやってない市民科学

犬は、南北を向いて
ウンチする!?

地球はまるごと大きな磁石。渡り鳥やウミガメはその磁場を感じて旅をします。じつは犬も感じているかも——という研究があるんです。必要なのはスマホと犬だけ。測って、記録して、愛犬の「称号」を持ち帰ってください。

▶ さっそく測ってみる
CHECKER

方位角チェッカー

N S E W
🐕 犬種
°
🧭 南北軸!青いゾーンに入っています
⬇ たまった記録・称号・グラフを見る

💡 流れ:①コンパス下の「かざして測る」でスマホの上端を犬の体軸(頭→しっぽ)に合わせる(角度の手入力・スライダーもOK)→ ②判定を見る → ③行動を選んで記録。北=0°、東=90°、南=180°、西=270°です。

AR CAMERA

ARチェキカメラ

📸 ARチェキモード

カメラの映像に成績バッジを重ねて、空間に落書き&スタンプ。散歩の“現場写真”をその場でチェキに!

HOW TO

やることは3つだけ

1

コンパスアプリを開く

散歩の前にスマホの標準コンパスアプリを起動。特別な道具はいりません。

2

"その瞬間"を測る

愛犬が排泄の姿勢に入ったら、頭→しっぽの向き(角度)をチラ見。できれば壁や電柱のない開けた場所で。

3

記録して集計する

「記録する」をワンタップするだけ。データはスマホに自動保存され、たまったらCSVで書き出してExcelやスプレッドシートでも分析できます。

RECORD

かんたん記録カウンター

チェッカーの判定結果をタップして記録しましょう。

合計 0 回のうち、南北軸は

赤い線=まったくランダムな場合の期待値(25%)。ここを安定して超え続けたら…おもしろい!

いまの称号
これから観測 🌱
まずは1回、測ってみよう

投稿文には #南北うんちチャレンジ と成績・称号が自動で入ります。

⬆ チェッカーに戻って測る

📊 うちの子グラフ

方位ローズ(どの向きが多い?)

※チェッカー経由で角度つきで記録した分を集計。青=南北軸ゾーン/オレンジ=東西軸ゾーン。

日別の記録(直近14日)

紺=南北軸 / オレンジ=東西軸 / グレー=斜め。続けるほど「傾向」が見えてきます。

⚙ 設定・データ管理

🕒 最近の記録(タップで1件削除できます)

  • まだ記録がありません

💾 データの持ち出し・引っ越し

バックアップ(JSON)は機種変更のお引っ越し用。読み込むと現在の記録を丸ごと置き換えます。CSVはExcel・スプレッドシート分析用。

🧹 リセット

称号・グラフ・履歴もすべて0に戻ります(みんなの記録の全国集計からは引かれません)。

SCIENCE

もとになった研究

🐕 犬の研究(2013年)

70頭・37犬種の排泄7,475回を2年かけて観察。地磁気が穏やかなとき、犬は体を南北軸に沿わせて排泄する傾向がありました。磁場が乱れると、この傾向は消えました。

🐄 牛の研究(2008年)

Google Earthの衛星画像で、世界じゅうの牧場308か所・牛8,510頭を解析。牛の群れも南北に整列しがちで、偶然では説明できないと報告されました。ただし2011年には別のチームが「同じやり方では再現できなかった」と報告し、元のチームが反論・再解析——いまも決着していません。外に出られない日は、Google Earthで牧場探しもおすすめ。

🧲 なぜ感じられるの?

有力な仮説は2つ。目の中のタンパク質「クリプトクロム」が光と磁場に反応する説と、体内の磁石の粒「マグネタイト」がセンサーになる説です。渡り鳥は両方使っているとも考えられています。

🙋 じゃあ、人間は?

2019年には「絶食した男性が磁場の向きに定位した」「暗闇で磁場を回すと脳波が反応した」という2つの研究が話題に。ただし再現待ちで、ヒトの磁気感覚はまだ解明されていない最前線のテーマです。

🧑‍🔬 自分の磁気感覚を試す → 兄弟企画「北さがし」
FAQ

よくある質問

1回測ったら揃わなかったよ?
それが普通です!元の研究でも、揃うのは地磁気が穏やかなとき(日中の約2割)だけ。1回の結果は偶然と区別できないので、数十回集めてはじめて「傾向」が見えてきます。揃わない日を体験すること自体が、科学の再現の難しさを知るいい機会です。
どうして「南北軸」で、「北向き」じゃないの?
研究で報告されたのは「体の軸が南北方向に沿う」という傾向で、北向き・南向きのどちらもカウントします。だからこのサイトでも、角度を180で割った余りで判定しています(0〜22.5°と157.5°以上が南北軸)。
電柱の横でマーキングしたときも数えていい?
記録してもOKですが、メモを残すのがおすすめ。壁・電柱・匂いなどの「別の理由」で向きが決まる場面が混ざると、磁気の効果が見えにくくなります。元の研究も開けた場所で観察しています。2009年には、送電線の下では牛の整列が乱れるという報告もあります(Burda et al., PNAS)。開けた場所で測るのは、ただの気分ではありません。
これで犬の磁気感覚を「証明」できる?
できません。おうち観察は統制された実験ではないからです。でも、仮説→記録→集計→比較という科学の手順そのものは本物。親子の自由研究にもぴったりです。
スマホのコンパスって信用できるの?
使う前に8の字を描くように動かして較正(キャリブレーション)しましょう。車や鉄柵、磁石つきスマホケースの近くでは狂いやすいので注意。数度のズレは判定にほぼ影響しません。

正直なおことわり

このチャレンジは「遊び+科学体験」です。動物の磁気感覚は渡り鳥などでは確立していますが、犬や牛(そして人間)については、追試や論争が続いている研究途上のテーマです。断定せずに「そういう研究がある。自分でも見てみよう」と楽しむのが、いちばんかっこいい広め方だと思います。